
「工場の屋根の暑さ対策に、散水を考えてるけどどうなのかな?」
「散水するメリットって何があるの?」
近年、従業員の熱中症対策など、工場内の作業環境を快適にする為に、様々な方法を検討する企業も増えています。
遮熱塗装や遮熱シートなど様々な商品があるなかで、どれを選べば良いのか迷うことも多いでしょう。
工場の屋根に散水をする方法も、暑さ対策のひとつです。
屋根に散水をすることで、屋根が冷やされ、省エネや熱中症対策になります。
この記事では、工場の屋根に散水する4つのメリットについて解説します。
工場屋根の暑さ対策をご検討の方は、ぜひ最後までご覧ください。
遮熱・省エネ対策に興味がある方は、以下の記事もご参照ください。
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目次
工場の屋根に散水するメリット4つ

工場の屋根に散水をすることで、室内の温度を下げて快適な作業環境を作ることができます。
散水のメリットは次の4つです。
・空調効率がUPする
・熱中症対策になる
・設置コストが安い
・太陽光パネルの発電率がUPする
順番に解説していきます。
空調効率がUPする

工場の屋根に散水を取り入れると、空調の効果が高まります。
夏場における工場の屋根の温度は、80℃近くまで熱くなることがあります。
例えるなら、アツアツに熱せられたフライパンが頭の上にあるような状態です。
その状態で冷房をつけても、涼しさを感じる時間はごくわずかです。
・なかなか温度が下がらない
・設定温度を下げると電気代が高くなる
冷房の効果があらわれないと、暑さで作業が集中できなくなるリスクも生まれます。
室温を下げるのが難しい場合は、屋根に散水を行い、屋根の温度を下げる方法があります。
すると、室内の冷房の効きが良くなったり、設定温度を下げなくても快適な作業環境をつくれるのです。
散水によって、作業環境の改善や節電ができるのは大きな魅力ですね。
熱中症対策になる

工場の屋根に散水すると、熱中症対策にも効果があります。
空調の無い工場では、室温が40℃を超える日も多く、夏場は熱中症のリスクが高まるので注意が必要です。
特に屋根に近い場所での作業は、暑さを感じやすくさらに過酷な環境となります。
対策として屋根に散水することで、屋根の温度が下がり、頭上から来る放射熱を抑え、ジリジリ感が軽減されます。
室温が下がれば、熱中症のリスクも低減するので、従業員の体調面も考慮しつつ作業効率もアップできるでしょう。
冷えルーフやミラクールでも工場内の熱中症対策ができます。
くわしい内容は下記の記事をご覧ください。
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設置コストが安い
工場の屋根に散水装置を設置するのは、費用面でもメリットがあります。
散水に必要な工事は、他工法と比べてもお手頃価格で設置が可能です。
必要な部材は、ホースや継手、ノズルなど、ホームセンターでも手に入る物もあります。
場合によっては、自社の従業員で設置できるため、工事費用を抑えることもできます。
他の暑さ対策製品と比べて、コスト面でも魅力的ですね!
太陽光パネルの発電効率がUPする

工場屋根の散水には、太陽光パネルにとっても嬉しいメリットがあります。
みなさんは、太陽光パネルの発電効率が良い季節をご存じでしょうか?
日照時間が長く、日差しの強い7~8月だと思う方が多くいると思います。
しかし実際には、日照時間は長くても気温が高いため、夏場の発電効率はあまり良くありません。
日照時間が長く、気温がそれほど暑くならない4~5月頃が最も効率よく電力に変換できます。
夏場でも発電効率を維持するため、屋根に散水することで、パネル周辺の温度を春先の環境温度まで下げられます。
散水を活用すれば、気温の変化に対応しながら、一定の発電効率で運転できるのも大きなメリットです。
まとめ
今回は、工場の屋根に散水する4つのメリットを紹介しました。
工場の屋根に散水することで、快適な作業環境を整えることができます。
【散水のメリット】
1.空調効率がUPする
2.熱中症対策になる
3.設置コストが安い
4.太陽光パネルの発電効率がUPする
散水の他にも工場の暑さ対策・熱中症対策は下記をご覧ください。
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散水を使うことで、手軽に工場の暑さ対策や熱中症対策ができるのは、大きな魅力です。
一方で、散水設備を導入するデメリットもあります。
詳しくは、下の記事で解説していますので、興味のある方はぜひお読みください。
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夏場に備えて従業員の作業環境を整えるためにも、予算や設置条件を把握し、工場屋根の暑さ対策を検討しましょう。
弊社では、現状の屋根の状況やお客様のニーズにあった屋根の暑さ対策を提案いたします。
ドローンを使った現地調査も無料で行っていますので、ご検討の方はお気軽にお問合せ下さい

最後までご覧いただきありがとうございました。