経営理念
有鄰と温故知新の精神を忘れず、信用を重んじ、人を愛し、仕事を愛し、社会の発展に貢献する。
「有鄰」とは
孔子の論語の一節であり、「徳不孤必有鄰」から引用したものです。
「徳のある人は決して孤立せず、必ず志の同じ人達が集まってくるものである。」と意味しています。

ご挨拶

「三方良し」とともに、400年へ
私たちは、享保二年(1717年)、近江商人・初代矢野久左衛門が桐生の地に創業して以来、300余年にわたり、地域産業の発展に貢献しながら事業を営んでまいりました。この長きにわたる歩みを続けてこられたのも、ひとえにお得意先さま、仕入先さま、地域の皆さま、そして日々誠実に業務に取り組んでくれている社員一人ひとりの力あってのことです。改めて、すべての関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
私たちはこれまで、幾度となく訪れる時代の変化に柔軟に対応し、お客さまや社会のニーズに真摯に向き合ってまいりました。そして現代においては、社会の変化は一層加速し、求められる役割もますます多様化・高度化しています。こうした中でこそ、私たちは創業以来大切にしてきた「三方良し」の精神——「売り手良し、買い手良し、世間良し」を改めて見つめ直し、これからの企業の在り方を常に問い続けてまいります。
300年を超える歴史は、私たちの誇りです。しかしその誇りに安住することなく、これからも「有鄰」と「温故知新」の精神を大切にしながら、時代に応じた挑戦を続けていかなければなりません。そして何より、この挑戦を支えてくれるのは、社員一人ひとりの力です。これからの未来も、社員のみなさんとともに、心を一つにしながら歩んでいけることを何より嬉しく思います。私たちの仕事が、お客さまの課題を解決し、社会の発展に繋がっているという実感は、何よりの原動力です。働く喜びを感じられる職場こそが、持続可能な企業の基盤であると信じています。
「信用を重んじ、人を愛し、仕事を愛し、社会の発展に貢献する」
この想いを胸に、私たちは「三方良し」の理念とともに、400年企業への歩みを力強く進めてまいります。
引き続き、皆さまのご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 矢野 秀一
