
「最近雨が多く、敷地内に雨水が入ってきて困っている……」
「浸水や洪水被害を最小限に防ぎたいけど、何かおすすめの対策はあるの?」
近年は地球温暖化の影響で、ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生が多くなっています。
いままで冠水することが無かった場所でも、降水量の多さで浸水や洪水被害が出ることも多くなりました。
建物への浸水対策でよく使われているのは土嚢袋ですが、重くて設置に時間がかかったり、袋が破れてしまったりすることもあります。
そこで本記事では、弊社の取り扱うアイテムのなかで、軽量で繰り返し使える「浸水・洪水対策製品」を3つ紹介します。
工場はもちろん、倉庫や店舗の浸水・洪水対策でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
浸水・洪水対策におすすめなアイテム3選

浸水対策をする際、土嚢袋を活用する方は多いと思いますが、今回は以下の3つの浸水対策アイテムをご紹介します。
①フジ鋼業:Flood Guard
②積水テクノ:プラバリア
③サワヤ:備シャット
それぞれ順番にご紹介していきます。
フジ鋼業:Flood Guard

Flood Guard(フラッドガード)はASB樹脂でできた止水版です。
非常に軽量のため誰でも設置しやすく、耐久性にも優れています。
パーツを組み合わせてサイズ変更できるため、さまざまな場所で活用できます。
特徴
Flood Guardの特徴は、以下のとおりです。
【工事不要・置くだけの簡易施工】
地面への固定アンカー工事は不要です。
玄関口やシャッター前などの平坦な場所に置いて、連結するだけで設置が完了します。
【工具不要・短時間で設置可能】
特殊な工具を必要としないため、緊急時でも少人数のスタッフで数分で迅速に設置できます。
【水圧を利用した自重安定構造】
水が押し寄せた際、水圧を利用し地面に強固に密着し浸水を防ぎます。
【高い止水性と信頼のJIS規格準拠試験】
専用のパッキンや底部ゴム、隙間を抑えるフィッティングバーなどにより、漏水を大幅に抑えます。
「JIS A 4716(浸水防止用設備建具型構成部材)」規格に準じた実水圧試験を実施しており、高い止水性能が実証されています。
【繰り返し使えてコンパクトに収納】
Flood Guardは土嚢と異なり、使用後は水洗いして乾燥するだけで繰り返し使用できます。
連結状態での保管や省スペースでの重ね置きが可能なので、保管場所を圧迫しません。
Flood Guardは、どこでも利用できるわけではなく、代理店やメーカーによって現地調査を行い、部材の選定・設計を行います。
個人の判断で購入しても使用できないケースもあるので、検討する際は必ず代理店に問い合わせましょう。
設置可能な場所
Flood Guardを設置するためには、設置面が平らな場所が最適です。
設置したい地面に、平らな面が0.8mほどあれば設置できます。
地面が凸凹していたり、排水溝と製品が重なったりする箇所は、止水機能が低下するので設置は控えましょう。
また、大きな傾斜がある場所も、接地面が不安定になるためおすすめできません。
検討する際はご自身で判断せず、まずはメーカーや代理店に現状を相談しましょう。
導入事例

Flood Guardを導入したお客様の事例を以下に紹介します。
設置場所:金属加工工場の入り口
設置時間:8m分で10分程度
こちらのお客様は、排水溝から雨水があふれ工場内まで浸水する現状に困り、Flood Guardを設置しました。
短時間でFlood Guardを設置できるため、導入後は急な雨でもすぐに浸水対策ができるようになったとお声をいただいています。
積水テクノ:プラバリア

プラバリアはプラスチック製の止水板です。
本体は軽量で持ち運びやすく、急な雨でもすぐに取り付けができます。
建物の形状に合わせて設置する範囲や角度を調整できるため、さまざまな場所で活用できます。
特徴
プラバリアの特徴は、以下のとおりです。
【超軽量設】
ポリプロピレン(PP)樹脂製の為、本体パネル1枚の重量はわずか4㎏と非常に軽量です。
土嚢(1袋約20kg)のように重労働を行うことなく、女性や少人数のスタッフでも迅速・簡単に持ち運びや設置ができます。
【工具不要でクイック設置】
工具の使用や地面へのアンカー工事が不要です。
本体パネルを連結パーツに差し込み、固定キャップを締めるだけで組み立てられます。
【角度調整が簡単】
連結パーツにある突起は30度ごとにあるため、こまかな角度調整が可能です。
建物のコーナーや障害物を避ける配置、車などを取り込むような設置も自由にできます。
【高い止水性と水圧固定】
止水ゴムを備えており、水圧で地面に密着し浸水を抑えます。
【重ねて収納】
使わない時は、パーツごとに重ねて収納出来ます。
設置可能な箇所
プラバリアにおいても、設置面が平らな場所に設置するのがおすすめです。
地面において、平らな面が1.0m程あれば設置できます。
大きな傾斜がある場所はもちろん、地面に凹凸があったり、排水溝と製品が重なったりする場所は、止水性能が低下するので設置は難しいでしょう。
プラバリアの購入を検討する際は、設置希望の場所や周囲の状態を事前に確認しておきましょう。
導入事例
プラバリアを導入したお客様の事例を以下に紹介します。
設置場所:食品工場の倉庫の入り口
設置時間:10m分で15分程度
こちらの倉庫では、すでに止水板を導入していましたが、部材が重く設置に時間かかってしまうのが悩みでした。
そこで、止水板を取り付けるまでの間、倉庫内への浸水を遅らせる目的でプラバリアを導入いただきました。
導入後はプラバリアで浸水するまでの時間を稼ぎ、その間に既存の止水板を取り付けています。
また、下記の写真は弊社でプラバリアを使い実験を行った時のものです。

プラバリアは浸水対策に有効なのはもちろん、円形に並べることで、中に水を溜めることもできます。
実際、電気自動車の火災では、車を止水版で囲み水を溜めることで、延焼を抑える活用法もあります。
サワヤ:備シャット

備シャットは、着脱式の浸水対策アイテムです。
設置個所の両サイドに固定フレームを設置し、止水パネルを差し込むことで外からの浸水を防げます。
設置したままドアの開閉ができるのはもちろん、水位の状況を見ながら上に重ねることも可能です。
特徴
備シャットの特徴は、以下のとおりです。
【わずか3分で設置可能な簡易構造】
両サイドの固定用フレームに止水パネルを差し込み、締め付け金具で固定するだけで簡単に設置が完了します。
緊急時に1人でも短時間で設置が可能です。
【強固な設置方法】
建物躯体にビスを止め、地面にアンカー加工を行うことで、両サイドに備シャットを固定するフレームを設置します。
しっかり固定することで、洪水時の水圧や浮遊物の衝突にも耐えられます。
【間口に合わせたオーダーメイド設計】
玄関ドア1枚分(1m程度)から店舗の大型サッシ・シャッター開口部(5m程度)まで、設置場所の間口や想定される冠水の深さに応じたオーダーメイド設計が可能です。
高さは60㎝(30㎝×2枚)、30㎝、15㎝の3サイズあり、必要な高さを選択できます。

上記の写真は、30㎝の止水板を連結させ高さ60㎝にした備シャットです。
連結する場合は、最初に1段目の板と2段目の板を両サイドのガイドに沿って設置します。
止水板を設置できたら、上記写真のようにパッチン上で1段目と2段目を連結します。
最後に、床にあるアンカーにネジを差し込み締めれば設置完了です。


設置可能な箇所
備シャットを設置する際は、室内側に設置することをおすすめしています。
室内側に30㎝程度の平らな面があれば、設置可能です。
店舗やオフィスの出入り口など、入り口が1箇所しか無い場所でも、備シャットを設置したまま扉の開閉ができます。
ただし、設置する際はビス止めやアンカー工事が必要になるので、事前に対応可能か確認しておきましょう。
導入事例

備シャットを導入したお客様の事例を以下に紹介します。
設置場所:カーディーラーのサービスピット
設置時間:5分
お客様から預かった車両を守るために、備シャットを導入しました。
設置に時間がかからないのはもちろん、不要時に止水板の保管場所が省スペースで済むのも大変助かるとのことでした。
まとめ
今回は、土嚢袋に変わる新しい浸水・洪水対策として以下の3つのアイテムを紹介しました。
①フジ鋼業:Flood Guard
②積水テクノ:プラバリア
③サワヤ:備シャット
どの商品も、軽量でくり返し使えるだけではなく、耐久性にも優れています。
さまざまな場所に対応可能ですので、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。
各商品の詳細は以下の商品カタログをチェック
↓↓↓
自社の敷地内でどの場所に設置するかによって、ベストなアイテムや浸水対策は異なります。
大雨による浸水・洪水対策でお悩みの方は、ご自身で判断する前に、まずは弊社へお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
